目の充血
目の充血症状について
目の充血とは、目の血管が膨らんだ状態のことを指します。目の血管は細く普段は目立たないのですが、炎症や疲れなどが原因で血管が膨らむことで赤く目立って見えてしまうようになります。
日常生活から考えられる
目の充血の原因
目にゴミなどの異物が入った
コンタクトレンズ
紫外線
プール(塩素)
目の疲れ
目の充血の原因として
考えられる病気
結膜炎
まぶたの裏側と白目の表面をつなぐ薄い膜の部位のことを結膜と呼びます。この結膜が炎症し痛みが生じることを結膜炎ですが、目の充血を症状として引き起こします。
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目にゴミやほこりなどの異物が入ることで、身体が異物を取り除こうと反応することで炎症が起きます。目に炎症が起こると、血管が膨らみ充血を引き起こします。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎は、アレルギーを引き起こす物質(アレルゲン)によって炎症が起こる症状です。目のかゆみが主な症状ですが、目の充血を併せて引き起こすことがあります。
アレルゲンとなる物質は花粉やダニ、カビ、ハウスダスト、ペットの毛が代表的なものになります。
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コンタクトレンズ、またはメガネの度数が自分の目にあっていないと、必要以上に目に負荷がかかります。目が疲れやすくなると、血管が広がり、充血を引き起こすことがあります。
また、コンタクトレンズに汚れがついていたりすることで、目に炎症、充血を引き起こすこともあります。
ぶどう膜炎
ぶどう膜と呼ばれる箇所に炎症が起きることをぶどう膜炎と呼びます。ぶどう膜炎の症状のうち、目の充血を引き起こすことがあります。
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屋外に長時間いることで強い紫外線を浴び続け、目にダメージを与えることで充血を引き起こすことがあります。
結膜下出血
目の充血の中でも、白目がべったりと赤く染まることがあります。この場合は結膜下出血の可能性があります。
結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が破れて出血することで起こります。目に違和感は生じますが、痛みやかゆみといった症状が伴わないのが特徴になります。通常は1〜2週間程度で自然に吸収され白目に戻ることが多いので、ほとんどの場合心配はいりません。
もし、目が見えにくくなったり、視野が狭くなる場合は注意が必要ですので眼科医の診察を受けるようにしてください。
夏などはプールに入ったあと、目が充血することがあります。これは、プールの水が汚れていたり、消毒用の塩素が原因になります。目にプールの水が入り、刺激を受けることで目の充血が起きます。
目の疲れが原因で充血が生じることがあります。パソコンやスマートフォンなどの情報端末
の普及により、長時間モニター画面を見続ける機会が増えましたが、画面を長時間注視しているとまばたきの回数が減少し、充血に繋がることがあります。