視界がゆがむ|町田市の眼科|町田胃腸病院眼科

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視界がゆがむ

視界がゆがむ症状について

見ているものがゆがんで見える場合、加齢黄斑変性、網膜剥離、糖尿病網膜症といった、放置すると大幅に視力が低下したり失明したりするリスクのある疾患の可能性があります。
視界がゆがむという症状は、自覚しにくいという特徴があります。片目だけに視覚異常がある場合、正常に見えてる方の目でその異常を補ってしまい、両目では違和感を感じないということがあるためです。時々片目ずつ、見え方に違和感がないか確認してみることも良いでしょう。
すでに視界がゆがむ症状を自覚している場合、何かしらの病気を発症している可能性が高いので、早急に眼科を受診しましょう。

日常生活から考えられる
視界がゆがむの原因

片頭痛

ストレス

視界がゆがむの原因として
考えられる病気

黄斑円孔

黄斑円孔とは、硝子体が網膜から剥がれるときに網膜からうまく剥がれなかったことにより、黄斑(モノの形や色を見るときに重要な役割をしている器官)に穴が開いてしまう病気です。初期段階では、視界のゆがみや視力の低下といった症状があらわれます。
ストレス等も原因の一つであるとされています。

視界がゆがむという症状が出た30分〜1時間後に頭痛の症状が出た場合、それは片頭痛の可能性があります。見え方としては、視界の端が波打つように感じることが多いです。横になって一旦様子を見て、視力の低下、手足のしびれ、しゃべりづらさなどの症状が出てきたら早急に医療機関を受診しましょう。

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性とは、加齢とともに黄斑(モノの形や色を見るときに重要な役割をしている器官)に老廃物が溜まってしまい、見え方に異常が生じる病気です。モノがゆがんで見える、急激に視力が低下する、視野の中心が暗く感じる(中心暗点)、色の識別が困難になるなどの症状があります。違和感を自覚したらすぐに眼科を受診し、早期発見、早期治療が何より大切です。
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ストレスが原因で視界がゆがむという症状を引き起こすことがあります。過度なストレスが原因とされてる病気に、中心性漿液性脈絡網膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)があります。視界がゆがむほかに、視野の中心が暗く感じる(中心暗転)といった症状が現れます。

中心性漿液性脈絡網膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)

中心性漿液性脈絡網膜症は、黄斑の裏側に水が溜まってしまったことが原因で、視力が低下したり、視野の中心が暗くなったり、モノがゆがんで見えたりするなどの症状が出ます。通常は両目同時期に発症することはありません。過度のストレスや過労により発症しやすくなりますので、30〜40代の男性に特に起こりやすい病気です。

網膜静脈閉塞症

網膜(モノを見るときに得た情報を脳まで伝える器官)に血液を送る静脈が詰まってしまうことで、視覚障害を引き起こす病気です。網膜のどの部分の血管が詰まったかによって、見え方は異なりますが、視野全体が暗くなったり、視力が低下したり、視野の一部が欠けて見えたりする症状があります。
網膜静脈閉塞症は、50歳以上の年配の方が発症しやすい病気で、高血圧や動脈硬化と深い関係があるとされています。

糖尿病黄斑症

糖尿病黄斑症とは、糖尿病が原因で目の中の網膜、特に黄斑部が障害を受けてしまい、歪みや視力低下を起こしてしまう病気です。放置する期間が長いと、治療しても視力低下が残ってしまうことがあるので、気になる際には早めに受診いただくことをおすすめします。

眼底出血(硝子体出血)

眼底出血とは、網膜(モノを見るときに得た情報を脳まで伝える器官)の血流障害により、網膜や新生血管から出血する病気です。硝子体出血は、その出血が硝子体(目の中の無色透明なゼリー状のモノ)にまで及んでいる場合の病名です。
視界のかすみ、視界のゆがみ、飛蚊症、視野が欠けるなどといった症状があります。早いうちに眼科を受診し、原因を特定することが重要です。高血圧等の全身性疾患が原因になっている場合は、眼科だけでなく内科への受診も必要になります。

網膜前膜(黄斑上膜)

網膜前膜(黄斑上膜)とは、網膜(モノを見るときに得た情報を脳まで伝える器官)に張ってしまった膜が徐々に縮んで網膜を変形させてしまう病気です。初期段階では、視界がゆがむ、視力が低下するなどの症状がでます。進行すると手術などの治療を必要とする場合があります。