コンタクトをつけたままお風呂・サウナに入っても大丈夫?注意点を解説|町田市の眼科|町田胃腸病院眼科

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コンタクトをつけたままお風呂・サウナに入っても大丈夫?注意点を解説


前回のブログでは、「コンタクトレンズを水道水で洗ってもOK?」のお話をさせていただきました。


水道水でのレンズの洗浄(やめましょう)のほか、コンタクトにおける水まわりに関連した注意点としては、お風呂・サウナも挙げられます。


コンタクトを装用している方は、特に旅行などで「コンタクトをつけたままお風呂・サウナに入っても大丈夫?」と感じる場面もあるかもしれません。


コンタクトをつけたまま、お風呂・サウナに入っても大丈夫なのでしょうか?


■コンタクトをつけたまま、お風呂・サウナに入るのはやめましょう


◎水道水に含まれる細菌により、目の病気やレンズの変形が起きるおそれがあります

結論から、お答えします。


ソフト・ハードを問わず、コンタクトをつけたまま、お風呂・サウナに入るのはやめましょう。水道水に含まれる細菌により、目の病気や、水分・熱によるレンズの変形が起きるおそれがあります。


なお、ソフトコンタクトと比べて硬さがあるハードコンタクトは比較的変形しにくいです。変形はしにくいですが、アカントアメーバによる角膜炎など、水道水に含まれる細菌により目の病気が起きるおそれがある点はソフトコンタクトと同じです。


くり返しになりますが、ソフト・ハードを問わず、コンタクトをつけたまま、お風呂・サウナに入るのはやめましょう。


◎温泉や海外旅行においても、コンタクトをつけたままでの入浴・シャワーは良くありません

コンタクトをつけたまま、温泉に入るのはやめましょう。水道水を温めた人工温泉・自然の温泉を問わず、コンタクトをつけたままの温泉の利用は細菌による目の病気や水分・熱によるレンズの変形が起きるおそれがあります。


温泉のほか、海外旅行においても、コンタクトをつけたままでの入浴・シャワーは良くありません。国によっては、日本と比べて水道水の殺菌が行き届いていない場合も。海外旅行では、コンタクトをつけたままでの入浴・シャワーは控えましょう。


■景色などを「どうしても見たい!」という場合は、曇りにくい眼鏡をかける方法も


◎眼鏡をかけることで、入浴時に見えやすくなります

近視・乱視の方で、温泉などで「景色を見たい!」という場合もあるかもしれません。


入浴の際、見えやすくする方法としては、眼鏡があります。

現在は、曇りにくいレンズや錆びにくい金属でできた「入浴用」の眼鏡も市販されています。


【使い方・ケア方法を守り、正しくコンタクトを装用しましょう】


近視・乱視などで見えにくく、毎日、コンタクトを装用する方も多いかと思います。見えにくい方にとっては、コンタクトは必需品の一つかもしれません。


必需品の一つかもしれませんが、必需品であること=自己流の使い方・自己流のケアをしても良い、ではありません。自己流の使い方・自己流のケア(誤ったケア)をすると、目の病気が起きたり、最悪の場合は角膜炎などが原因で失明する可能性も。


目の健康を保つために、使い方・ケア方法を守り、正しくコンタクトレンズを装用しましょう。




町田胃腸病院
眼科医師
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