
「片目のまぶたがピクピクする…」
「片目のまぶたの痙攣がなかなか、治らない…」
お悩みの方も多い、まぶたのピクピク。
上記のような「片目のまぶたのピクピク(まぶたの痙攣)」が治まらない場合、様々な原因が考えられます。
目次
■片目のまぶたがピクピクする原因は?ストレス?
◎ストレスや疲労の蓄積などが原因の疾患「眼瞼ミオキミア」により、片目のまぶたがピクピクすることがあります
片目のまぶたがピクピクするとき、一般的に多く見られる疾患としては「眼瞼(がんけん)ミオキミア」が挙げられます。
眼瞼ミオキミアとは、本人の意思とは無関係に、片目のまぶたの筋肉が激しく収縮してしまう疾患です(=まぶたの筋肉の不随意な攣縮(れんしゅく))。
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ストレス
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疲労の蓄積
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疲れ目(目への刺激)
などが原因で、片目のまぶたがピクピクする眼瞼ミオキミアを発症することがあります。
上記のような因子のほか、
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カフェインの過剰摂取
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ドライアイ
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ビタミン不足(ビタミンB12など)
といった因子により、眼瞼ミオキミアを発症する場合も。
{眼瞼ミオキミアの主な症状}
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さざ波のように、片目のまぶたがピクピクする
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片目の下まぶたがピクピクすることが多い(片目の上まぶたor片目の上下のまぶたがピクピクすることも)
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数秒~数分程度、片目のまぶたのピクピクが続く
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1日を通じて、くり返し、片目のまぶたのピクピクが起きることがある
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目の開け閉めは問題なくできることが多い
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両目のまぶたがピクピクすることはあまりない
{眼瞼ミオキミアは自然治癒するケースが多いです}
眼瞼ミオキミアは主にストレスや疲労の蓄積にともなって起きる疾患のため、通常、数日~数週間程度で、片目のまぶたのピクピクが自然に治まっていくことが多いです。
自然治癒することが多く、眼瞼ミオキミアに対しては、眼科での治療が必要になるケースはあまりありません。
なお、眼瞼ミオキミアは自然に治まっていくケースが多いのですが、
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両目のまぶたがピクピクする
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まぶたが重く、目を開けにくい
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2間以上、まぶたのピクピクが治まらない
上記のような症状が続いている場合は、注意が必要です。上記のような症状が続いている場合は次にお伝えする「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」を発症している可能性があり、眼科やその他の診療科目での治療が必要になることも。
◎まぶたの神経の異常、脳の神経の異常が原因で「眼瞼痙攣」を発症し、片目・両目のまぶたがピクピクすることも
片目、または、両目のまぶたがピクピクするとき、眼瞼ミオキミア以外の疾患としては、「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」を発症している場合もあります。
眼瞼痙攣は一見すると眼瞼ミオキミアと似ているのですが、眼瞼痙攣は、まぶたの神経の異常、脳の神経の異常などが原因で発症する疾患とされており、注意が必要です。
眼瞼痙攣は自然治癒することはあまりありません。眼瞼痙攣に対しては、
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眼科(まぶた周りの筋肉へのボトックス注射など)
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脳神経外科・神経内科
での治療が必要になるケースが多いです。
{眼瞼痙攣の主な症状}
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両目のまぶたのがピクピクと痙攣する(片目のまぶたが痙攣することも)
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無意識に、まばたきの回数が増える
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2週間以上、まぶたの痙攣が続いている
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光をまぶしく感じる
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(眼瞼痙攣が進行している場合)まぶたが重く、目を開けづらい(目を閉じている方が楽)
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まぶたの開け閉めの異常にともない、ドライアイを併発することが多い
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(眼瞼痙攣が重度に進行している場合)まぶたの開け閉めの異常にともない、無意識に口をすぼめる・唇を突き出す・口の周りの筋肉がひきつる(メージュ症候群)
■ご自宅・ご自身でできる眼瞼ミオキミアへの対処法
◎ストレス・疲れを溜めないようにするなど、精神状態や目をリラックスさせてあげることが大切です
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ストレス・疲れを溜めないようにする
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スマホ・PCの画面を見るときは20分ごとに20秒間、6m程度先を見て、適度に目を休ませる
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1日7~8時間以上、睡眠を取る
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目の周囲を温める(目を閉じてまぶたの上に蒸しタオルを置く、目を閉じた状態でシャワーのお湯を当てるなど)
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カフェインの摂取を控える
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牛レバー、魚介類(貝類など)、牛乳、卵黄、またはサプリメントなど、日常的に意識してビタミンB12を摂取する
【まぶたのピクピクが治まらないなど、気になる症状があるときは眼科での受診を】
眼瞼ミオキミアは自然治癒することが多いですが、まぶた・脳の神経の異常によって起きる眼瞼痙攣を治すには、原則として、眼科をはじめとする医療機関での治療が必要になります。
まぶたのピクピクが治まらないなど、気になる症状が続くときは、まずは、眼科を受診することをおすすめします。