
小学生のお子様をお持ちの保護者様は、お子様の近視が気になる…という方も多いかと思います。
お子様の見え方の変化を把握する方法の一つとして、小学校で行われる視力検査があります。
小学生のお子様が学校の視力検査で「B判定(視力0.7~0.9)」が出たとき、眼科で検査を受けるべきなのでしょうか?
■小学校の視力検査で「B判定(視力0.7~0.9)」が出たときは、眼科で検査を受けた方がいいの?
[視力検査の判定基準と視力(裸眼視力)の目安]
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A判定|視力0以上:問題なし
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B判定|視力7~0.9:教室で席が後ろでも黒板の文字が見える。ただし、近視が始まっていることが多い
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C判定|視力3~0.6:教室で席が後ろだと黒板の文字が見えにくい
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D判定|視力2未満:教室で前の席でも黒板の文字が見えにくい
小学校の視力検査で「B判定(視力0.7~0.9)」が出たときは、近視の初期段階でみられることが多い判定です。
視力0.7~0.9は強度近視(異常に進んだ近視:後述します)ではないものの、将来、近視が進んで強度近視になる可能性も。
強度近視は網膜剥離などの目の病気のリスクが高まることが知られています。
上記のような理由により、小学校の視力検査で「B判定(視力0.7~0.9)以下(B、C、D判定)」が出たときは、眼科で検査を受けることをおすすめします。
目次
■近視(強度近視or軽度の近視)を放置するリスク
◎強度近視(異常な近視(病的な近視))を放置すると、目の病気が進行して視力を著しく損なう場合があります
強度近視とは、遺伝的・後天的(スマホの見過ぎなど)などの原因により、異常に近視が進んだ状態です(屈折度が-6.00D以上)。
学校の視力検査でC判定(視力0.3~0.6)やD判定(視力0.2未満)が出たときは、強度近視の可能性も考慮する必要があるとされています。
[強度近視を放置すると起きることがある様々な目の病気]
①網膜剥離
目の横方向(前後方向)の長さ(眼軸長:がんじくちょう)が異常に伸びてしまい(=強度近視の原因の一つ)、網膜がひっぱられて網膜剥離を起こすことがあります。
②緑内障
強度近視の方は視神経がもろい+正常な眼圧でも目がダメージを受けやすく、緑内障を発症する場合があります。
③白内障の早期発症+白内障の進行が速くなる
白内障(加齢性白内障)は年齢とともに多くの方にみられる目の変化です。強度近視の方は眼軸長が伸び過ぎることが原因で目の水晶体(目のレンズ)に負担がかかり、
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白内障を早期(40歳未満)に発症しやすい
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白内障の進行が速くなる
などの傾向が見られます。
◎軽度の近視(B判定(視力0.7~0.9))でも油断は禁物
視力検査におけるB判定(視力0.7~0.9)は軽度の近視に分類されます。軽度の近視のため、B判定だからと言って今すぐに目の病気が起きる、ということはあまりありません。
B判定は今すぐに目の病気が起きることはあまりないのですが、B判定でも、その後近視が異常に進んで強度近視になるケースもあるため、注意が必要です。
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上記のような理由により、学校の視力検査でお子様にB以下の判定(B、C、D判定)が出たときは、一度、眼科で検査を受けることをおすすめします。
■眼科での検査の流れ
◎視力低下の原因を探ると共に、適切な度数の眼鏡の作製、治療などをご提案することがあります
学校の視力検査でお子様にB以下の判定が出たとき、眼科では主に以下のような目的・内容にて、検査を進めていきます。
[眼科で行う検査・治療の目的・内容]
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視力低下の原因を探る
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適切な度数の眼鏡を作製するための処方箋をお出しする
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コンタクトや目薬など、眼鏡以外の様々な治療を行う(※)
(※)クリニックにより、行っている近視治療の内容が異なります。
当院での近視治療の内容については、眼科医までお尋ねください。
[検査の流れ]
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問診(いつ頃から見えにくくなったか、など)
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裸眼視力の測定
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屈折検査
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(必要に応じて)調節麻痺点眼薬を用いた検査
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眼底検査(目の奥(眼底)に異常がないかを調べます)
検査の所要時間は、通常、30分~1時間程度です。調節麻痺点眼薬を用いて検査を行う場合は、1時間半~2時間程度かかることがあります。
【お子様の視力が気になる場合は、眼科で受診を】
お子様の近視が気になる場合は、まずは、眼科を受診することをおすすめします。一度検査を受けることで、保護者の方の安心にもつながります。
目のお困りごと・お悩みがある方は、当院までご遠慮なくご相談ください。