視野が欠ける・光が見えるのは網膜剥離?眼科受診の目安と治療法|町田市の眼科|町田胃腸病院眼科

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視野が欠ける・光が見えるのは網膜剥離?眼科受診の目安と治療法

視野が欠ける・光が見えるのは網膜剥離?眼科受診の目安と治療法

その症状、網膜剥離のサインかもしれません


視野の一部が欠けて見える、暗い場所で光がピカピカ走る——こうした症状は、網膜剥離の初期サインである可能性があります。放置すると視力に影響が及ぶこともあるため、早めの受診が大切です。本記事では町田市の患者さまに向けて、受診の目安と治療の選択肢をわかりやすくお伝えします。


この記事の要点まとめ


  • 視野の欠けや光視症・飛蚊症の急増は、網膜剥離の前兆サインとして早めの眼科受診が勧められる
  • 強度近視や加齢などリスクがある方は、症状がなくても定期的な眼底検査が推奨される
  • 治療はレーザー手術から硝子体手術まで病期により異なり、早期発見が経過に影響するとされる

視野の欠けや光が走る症状はなぜ起こる?網膜剥離のメカニズムと前兆

視野の欠けや光が走る症状はなぜ起こる?網膜剥離のメカニズムと前兆

網膜剥離とは、眼球の内側を覆う「網膜」が本来の位置から剥がれてしまう病気です。前兆を早めに捉えることが、視機能を守るうえで大切だと考えられています1


ピカピカ光る「光視症」と黒い影が舞う「飛蚊症」の関係


眼球内部を満たす硝子体(しょうたい)は加齢とともに縮み、網膜を引っ張ることがあります。この刺激が電気信号として脳へ伝わり、暗い場所でも稲妻のようなピカピカした光として認識される現象が「光視症」です。同時に硝子体の濁りが影として見える「飛蚊症」が急に増えた場合、網膜に裂け目(網膜裂孔)が生じている可能性があります。光視症と飛蚊症が同時に、あるいは急激に現れたときは、網膜剥離の前兆として注意が必要です。


脳が原因の「閃輝暗点」と眼が原因の「光視症」の明確な違い


光が見える症状には、片頭痛の前兆である「閃輝暗点(せんきあんてん)」もあります。閃輝暗点は両目でギザギザした光が20〜30分ほど視野中央に広がり、その後に頭痛を伴うことが多いとされています。一方、網膜由来の光視症は片目だけ・視野の端で瞬間的に光が走り、暗い場所や眼を動かした瞬間に現れやすい傾向があります。原因も緊急度も異なるため、見え方の違いを整理しておくと安心につながります。


初期症状から完全剥離までの時間的経過


網膜裂孔の段階で発見できれば外来でのレーザー治療で対応できるケースもありますが、放置すると数日から数週間で剥離が進行し、視野欠損が広がっていくことがあります。中心視力を担う「黄斑部」まで剥離が及ぶと視力が大きく低下し、回復が難しくなることもあるため、症状に気づいた時点で受診することをおすすめします1


今すぐ眼科へ!緊急性を判断するセルフチェックリストと精密検査

今すぐ眼科へ!緊急性を判断するセルフチェックリストと精密検査

症状の緊急性をご自身で見極めるポイントと、眼科で行う検査についてまとめます。


すぐに受診すべき「緊急度:高」の症状チェックリスト


以下に当てはまる場合は、早急な受診をご検討ください。


  • カーテンや暗幕がかかったように視野の一部が欠けて見える
  • 光がチカチカする症状が繰り返し起こる、または消えない
  • 飛蚊症が急に増えた、または墨を流したような黒い影が広がる
  • 急激な視力低下や、ものがゆがんで見える

これらは網膜剥離が進行しているサインの可能性があります。「一時的な疲れ目」と自己判断せず、当日中の眼科受診をご検討ください。


網膜剥離を引き起こしやすいリスク要因


発症の背景には、強度近視(−6.0D以上)、40〜50代以降の加齢に伴う後部硝子体剥離、眼の打撲、アトピー性皮膚炎、家族歴などが挙げられます。片目に網膜剥離を発症した方は、もう片方の眼にも同様のリスクがあると報告されており、定期的な眼底検査が推奨されます1。町田市にお住まいで近視の強い方は、症状がなくても年1回の眼底チェックを心がけましょう。


眼科で行われる精密検査(OCT・視野計・眼底カメラ)


当院では、光干渉断層計(OCT)による網膜断層の可視化、眼底カメラでの網膜全体の記録、ゴールドマン視野計およびハンフリー自動視野計による視野欠損の範囲測定を組み合わせ、痛みを伴わずに短時間で診断を進めます。散瞳検査を行う場合は数時間ほど見えづらさが残るため、公共交通機関でのご来院をおすすめします。


網膜剥離の治療法と日常生活への影響:治療費用の目安と仕事復帰まで


治療の選択肢は病期によって異なります。費用や生活への影響も、事前に把握しておくと安心につながります。


初期段階で行う「レーザー光凝固術」の特徴と費用目安


網膜裂孔や剥離が局所にとどまる段階では、外来・日帰りでのレーザー光凝固術が選ばれることがあります。裂孔の周囲をレーザーで凝固し、剥離の進行を防ぐ処置で、点眼麻酔のみで行えるのが特徴です。健康保険が適用され、3割負担でおおむね3〜4万円台が費用の目安とされていますが、片眼・両眼や範囲によって変動します。詳細は担当医にご確認ください。


進行期に行う「硝子体手術」と術後のうつ伏せ安静期間


剥離が広範囲に及ぶ場合は、硝子体手術や強膜バックリング術といった入院手術が必要になることがあります。眼内にガスを注入して網膜を押さえるケースでは、術後数日から1週間程度、うつ伏せ姿勢での安静が求められることがあります。ガスが吸収されるまでの期間は、飛行機搭乗や高地への移動が制限される点にも注意が必要です。


仕事復帰・日常生活への影響と復帰のタイミング


デスクワーク中心のIT関連職の場合、術式や経過にもよりますが術後2〜4週間程度で復帰される方が多い傾向とされています。重労働や激しい運動を伴う職種では、さらに休養期間が必要となる場合があります。術後は定期的な眼底チェックを続けつつ、コンタクトレンズの使用や運転再開のタイミングを主治医と相談しながら、段階的に日常へ戻していきましょう1


町田胃腸病院の眼科における精密診断と迅速な初期対応


町田市で「視野が欠ける」「光が走る」といった症状に不安を感じたとき、最初にどこで診てもらうかは大切な判断になります。


OCTや視野計を完備した精密な眼科検査体制


当院では、光干渉断層計(OCT)、眼底カメラ、ゴールドマン視野計、ハンフリー自動視野計、IOLマスターなどを備え、網膜・視野・眼圧の状態を多角的に評価できる体制を整えています。網膜裂孔や剥離の疑いがある場合には、OCTで網膜の層構造を確認し、視野計で欠損範囲を客観的に把握することで、緊急性を迅速に判断します。


早期治療開始から高次医療機関への迅速な紹介・連携体制


当院の特徴は、眼科外来で精密検査を行い、必要に応じて速やかに手術対応可能な高次医療機関へ紹介する連携体制を整えている点にあります。網膜剥離のように時間との勝負となる疾患では、初期対応の速さがその後の経過に影響するとされています。なお、金曜日の眼科外来受付は診療体制の都合により11時で終了となる期間がありますので、事前に受付時間をご確認のうえご来院ください。町田市にお住まいで気になる症状のある方は、我慢せず早めのご相談をおすすめします1


よくある質問


Q1. 網膜剥離になると視野はどのように見えますか?

A. 視野の一部にカーテンや暗幕がかかったような影が現れ、その範囲が徐々に広がっていく見え方が典型的とされています。中心部まで及ぶと視力低下やゆがみが生じることもあります。


Q2. 光が見える症状は必ず網膜剥離ですか?

A. 必ずしもそうとは限りません。片頭痛に伴う閃輝暗点や、加齢による後部硝子体剥離が原因のこともあります。ただし片目だけで光が走る場合は、眼科での確認をおすすめします。


Q3. 前兆となる症状にはどのようなものがありますか?

A. 光視症(ピカピカ光る)急に増える飛蚊症、視野の一部の欠け、視力低下などが代表的な前兆とされています。


Q4. 手術後、どのくらいで仕事に戻れますか?

A. デスクワーク中心であれば術後2〜4週間程度で復帰される方が多い傾向とされていますが、術式や経過により異なるため、主治医の指示に従ってください。


Q5. 網膜剥離は片目だけの問題ですか?

A. 片目に発症した方は、もう片方の眼にもリスクがあるとされます。定期的な眼底検査によるフォローアップが推奨されます。


参考文献


1. Minds ガイドラインライブラリ(公益財団法人 日本医療機能評価機構). https://minds.jcqhc.or.jp/